トレーダーとして生きていくため利確戦術

皆さんはトレーダーに一番必要なスキルは何だと思いますか?

私は決済の判断が一番大切だと思います。エントリーがうまくいっても、決済ポイントが悪ければいずれ口座は空っぽになるでしょう。

トレードを職業にしようと思えば、さらに決済の重要性は高まります。

なぜならトレードで稼げない=破綻に繋がるからです。例で考えてみましょう。

口座に100万円が入っていて、一度のトレードで損失を許せる額が10万円とします。

ある日トレードし、10万円の利益を得ました。そして次の日10万円負けてしまいました。

このケースの何が悪いかというと、結果として何も得られなかった ということになるからです。

せっかく勝ったのに負けて利益が消えた…とよく聞くのは利益を伸ばせていないからなんです。

次に利益を伸ばせた場合を考えてみましょう。

ある日トレードし、15万円の利益を得ました。そして次の日10万円負けてしましました。

この場合は負けた後も利益が残り、勝ちが無駄になっていません。これがリスクリワードの重要性なのです。

リスクが10万円に設定していますから、リスクリワードは1:1.5となります。

私の経験と新しい方法

今週の私のトレードを見てみましょう。

私が決済した後に190pipsも上昇しています。

なぜこのようなことが起こったことかというと、「値動きが止まる個所を決め付けたこと」と、「今ある利益を失いたくない」感情が私に押し寄せてきたからです。

この二つの感情の対策として、リスクリワードが1:2に達したとき半分を利確してまず1:1の利益を確定させます。そして残りのポジションを建値の上にストップロスを置き、負けないようにします。

こうするともし価格が下がっても建値の上にストップロスを置いてますから、負けることはありませんし、リスクリワードも必ず1を超えます。(半分は1:1で決済しているため)

例) 10万円のリスクに対し、現在含み益が20万円。その半分のポジションを決済し、10万円を利確。

のこりのポジションは建値の上にストップロスを置く。仮にそのまま下がり5万円で決済されても、

+15万円、リスクリワード1:1.5の結果になる

含み益が減れば減るほどショックは大きくなるはずです。この方法を使えばメンタルを維持しつつ、利益の最大化を狙えるの強みです。

しかし、リスクリワードが1:2に到達しないとこの方法が使えないのが難点でしょうか。

まとめ

今回は決済の方法について話してきました。決済がうまくいかなければ、専業トレーダーとして生きていくのは難しいと思います。そのためにはリスクリワードを1以上キープし、利益を守る必要があります。

半分自分へのメッセージのつもりですが、新しい思考のヒントになれば嬉しいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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