経済指標の心理を逆に活用する方法

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どうも、八連敗中でメンタルがいかれちまったみはりです。

みはり
みはり

もう負けたくねえ!

今回はアイデア披露会です。実用性があるかはわからないけど、この方法で年末までの約二か月試してみる。結果発表まで楽しみにしといて。それではスタート!

ポジション保有者の心理

早速皆さんに質問だけど、ポジションを保有してて重要な経済指標が発表されるとわかっている時、みんなはどうしますか?

おそらく以下のどちらかになると思います。

選択1 ポジションを保有したまま指標発表を待つ
選択2 経済指標発表前にポジションを決済する

選択1を選ぶときってただのギャンブルトレードか、指標発表前に十分な利益を確保できている時のどちらかだと思うんですよね。

で、どっちの選択肢の割合が多いか考えたら選択2のほうが多いと思うんです。経済指標の数値をあらかじめ予測できる人なんてほんの一部、機関投資家の人でも難しいという話を聞きます。

顧客のお金を運用しているファンドや銀行なども利益が乗ってて指標迎えるなら利確すると思ってます。

そこで思いつきました。その利確するところを逆に利用できないかなーと。

実際の画像で確認してみます。

実例

※赤の点線は米雇用統計発表時間 赤の直線は週の始まりを表しています

画像を見るとこれまでぐんぐん上昇していたのが、雇用統計がある週に入ってから調整の動きになっているのがわかると思う。

この決済売りに乗じて新規売りを入れたいよねってのが今回の手法。

ただし毎月こんな綺麗に下げるとは限らない。条件がある。

その条件とは?

条件其の一 トレンドであること

勝率を上げるにあたって大事なのが、”今、どっちのポジションを持ってる人が多いか”を見極めるのにトレンドが最適。仮に上昇トレンドで雇用統計がある週迎えるなら下がるかなーとか。

買い/売りが対局を占めるほど里香宇の方向が分かりやすくなるし、トレンドが崩れると新規買い/売りも参入してきてさらに流れは加速する。

条件其の二 抵抗帯に反応すること

これは利確の勢いをつけてくれる大事な要素。経済指標の恐れからの利確に加え、抵抗帯で利確する人/新規買い、売りする人もいるだろう。その二つが重なると勢いが増し、利益を上げられやすくなる。

今月のAUDUSDのチャートを見てみよう。

まずは日足レベルでのチャネルライン上限+レジスタンスラインが重なってる。利確するには十分すぎる根拠。

そして四時間足で見るとこの通り雇用統計まで鋭く落ちる展開となったというわけだ。

↓※赤の点線は米雇用統計発表時間 赤の直線は週の始まりを表しています

手法の要点

このことからこの手法で大事なのはレジサポラインが明確なこと、トレンドが発生していることが重要になることが分かった。単に指標の恐怖利確だけじゃなく、トレーダーの利確ポイント、エントリーポイントが重なることでこの手法は真価を発揮する。

弱点

そしてこの手法にも弱点がある。それは ポジションの割合がわからないこと だ。この手法は利確を読む手法なのでどっちのポジションが多いかわからないと勿論利確の動きが分からなくなる。

レンジの時はやりにくい ということ。

そして、ファンダメンタルが強い状況においてはこの手法が通用しないことがある。

FXは二つの通貨ペアの値動きがチャート反映されるわけだが片方の通貨が強すぎる場合、雇用統計の週になっても全く利確が入らない。仮に雇用統計でマイナスな方向に行っても押したところで買えばいいみたいな考え方の時期がある。そういう相場の特徴はレジサポラインをガン無視で抜けてくる、抵抗帯、インジケーターが作用しない。こういう相場の時は避けたほうがいいだろう。

今年の8月の米雇用統計発表週は上げたまま迎えてる。その時点での状況で判断しよう。

最後に

今回は米雇用統計一年間を過去検証して、法則を見つけ紹介したけど他の重要度高い経済指標でも応用できると思う。

どの手法にも当てはまることだけど、手法を過信しすぎないこと。条件を確認し勝率が高いとところでトレードしたい。

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